ニッカウヰスキー 竹鶴 ピュアモルト

幸運にも竹鶴ピュアモルトを入手したので、レビューしたいと思う。

 

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竹鶴

PURE MALT

700ml 43%alc

 

香り:よわく甘い香りが広がる、あとからすこしスモーキーさも。

 

味:なめらかな舌触りにバニラ風味。オレンジのような柑橘類の皮のほろ苦さが少々。若干のスパイシーさも感じられる。このスパイシーな感じは他のニッカのウイスキー(スーパーニッカとか余市とか)にも共通している部分ともいえるかも。

 

 第一印象としては爽やかな後味が目立つ気がしました。アルコールの刺激が舌に残るような後味ではなく、うすいモルトの豊潤な香りとピート(泥炭)のスモーキーさが合わさったような味が長く続きます。柔らかいバニラにピートも感じられる重厚な味に加えて、爽やかな後味が加わっている完成されたウイスキー

 

 竹鶴は2020年3月にリニューアルされたらしいけど、今回飲んだものはパッケージから見るにリニューアルされるまえのいわゆる”旧竹鶴”だと思われる。業界団体の自主基準には沿っているジャパニーズウイスキーだそう(メーカー側の発表にはそのように書いてある。今回はリニューアルされた前のものだから海外原酒が混ざっている可能性も無きにしも非ず)。過去にも何度かリニューアルされていて、だんだんと味が軽くなっていると評価する人もいるようだ。自分としては、年代表記はないノンエイジものではあるものの、それを感じさせない高品質さがあるといいたいところ。